[RPGツクールMV Trinity]インテリアシステムを解説!拠点を自由に飾り付けしよう!

2020年6月27日

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小さな我が家へようこそ。いろはです。

今回は「RPGツクールMV Trinity(ツクトリ)」で公開中のゲーム「ニナの神隠し -brand new day-」で実装しているインテリアシステムについてご紹介します。

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インテリアシステム

インテリアシステムの内容

インテリアシステムでは、下記のようなことを実現します。
  • プレイヤーに設置したいインテリアを選択させ、設置する。
  • 設置したインテリアは回収可能。
  • できるだけ処理を共通化させる。

インテリアシステムの実現方法

コモンイベント「インテリアシステム」

大枠となるコモンイベント「インテリアシステム」を作成します。

実行内容としては下記になります。
  1. 変数「temp」に「0」を代入する
  2. 何か飾るかメッセージ、選択肢を表示する。このとき、隠しアイテムとアイテム選択の処理による方法を使って選択させても良いです。
  3. 選択されたインテリアに応じて、インテリア毎のコモンイベントを実行する(後述)。また、キャンセル用の処理も作成する

インテリア毎のコモンイベント

設置するインテリア毎に下記のようなコモンイベントを作ります。
    1. 設置するインテリアを持っているかチェックする。持っている場合は以降の処理を続行する。
      1. 設置するアイテムを減らす。
      2. 変数「temp」に1~19の値を代入する。値はインテリアの種類毎に決めてください。
      3. セルフスイッチAをONにする。

インテリアの個別イベント

コモンイベントを作ったら、下記のようにインテリアの個別イベントを作成します。
EVページ出現条件画像実行内容備考
なしなしコモンイベント「インテリアシステム」を実行した後、変数「インテリアn」に変数「tenp」の値を代入する。変数「インテリアn」は設置できる場所毎に用意します。
変数「インテリアn」≧1、かつセルフスイッチAインテリアの画像インテリアを回収するか選択肢を表示し、回収する場合はセルフスイッチAをOFFにする。また、インテリアのアイテムを増やす。設置できるインテリアの種類毎に同様のEVページを作成します。
EVページは数値が大きいものから判定されていくため、出現条件の変数「インテリアn」の値とEVページの順番に注意しましょう。
(変数の出現条件で「≧」ではなく「=」が使えれば楽なのですが、「≧」で固定・・・)

イベントコピー時の修正箇所が多くなるほど、修正漏れが発生しやすくなりますが、この方法であれば、下記を設置する場所に応じて用意した変数に修正するだけで対応可能!
  • EVページ1の実行内容の変数「インテリアn」
  • EVページ2~19の変数の出現条件「インテリアn」
インテリア回収時はセルフスイッチAをOFFにするだけで良いところがポイントです。
(回収時に変数「インテリアn」の値を0に戻さなくてもOK!)
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まとめ

EVページは20までしか設定できないので、設置できるインテリアは19種類までとなります。

何を飾れるようにするか迷いますね。
設置するインテリア毎に、何らかの機能を持たせてみるのも良いと思います。

ちなみに、最初に何も置いてない状態だと、プレイヤーがインテリアを設置できることに気付かない可能性があります。
そこで、「ニナの神隠し -brand new day-」の更新版では、最初にウェルカムフルーツを置いてみました。

ご参考になれば幸いです。

ツクール広場に作品を投稿していますので、よかったら遊んでみてください。
下記の記事でご紹介しています。


よかったら下記の記事もどうぞです。
以上、いろはでした。
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