[RPGツクールMV Trinity]リージョンの使い方を解説!イベント数の削減や移動制限を設定しよう!
小さな我が家へようこそ。いろはです。
今回は「RPGツクールMV Trinity」の「リージョン」の使い方をご紹介します。
リージョンとは
マップに設定する地域のことです。
マップのタイルには1~255までの番号(リージョン)を設定することができます。
リージョンを使わなくてもゲーム開発できますが、使うと色々なことができて、開発が楽になったりもします。
では、どんなことができるのか、いくつか例をご紹介します。
リージョンの使い方例
マップ移動のイベントにリージョンを利用する
マップAからマップBに移動するときにリージョンが使えます。
マップ切り替えのポイントにイベントを設定していく方法もありますが、下記スクリーンショットの左端のように設定が必要なポイントが多い場合は大変です。
特に、一つのマップに設定するイベントが多くなるほど、マップエディター上でのレスポンスが悪くなります。
そこで、次の手順で楽にマップ切り替えの設定ができます。
このリージョンを使った方法では、下記のメリットがあります。
- イベント設定に比べて、リージョン設定の方がレスポンスは良いのでストレスを軽減できる。
- マップ上のイベント数は増えず、マップエディターでのレスポンス低下を抑えられる。
- 後でマップ切り替え時のSE(効果音)を変更したい場合なども簡単に修正できるようになる。
気を付けないといけない点としては、リージョンが1~255しか設定できないので、多用するとすぐに埋まってしまうということ。
1マス分のタイルにだけマップ切り替えの設定をするような場合は、リージョンではなくイベント設定とした方が良いですね。
リージョンに設定するコモンイベントによっては、他にもダメージ床などが作れそうです。
リージョンでイベントの移動を制限する
リージョンを設定したタイルへのプレイヤー、イベントの移動を制限することもできます。
例えば、イベント(村人)の移動方法をランダムに設定すると、お店の入り口を塞いでしまって、プレイヤーの邪魔になることがあります。
そのような場合に、「イベントの移動制限を設定したリージョン」をお店の入り口前に設定すれば、イベント(村人)がお店の入り口には近づかないようにできます。
エンカウントする敵をリージョンで設定する
私が開発中のゲームでは戦闘がないので、この用途で使ったことはありませんが、「マップの設定」からリージョンごとにエンカウントする敵を変えることができます。
(草原にだけ出現する敵、砂漠にだけ出現する敵など)
敵とのエンカウント方法にシンボルエンカウントではなく、ランダムエンカウントを採用する場合は必須の機能ではないでしょうか。
まとめ
リージョンを使うことで、開発が楽になったりします。
使ったことがなければ是非使ってみてください。
ツクール広場に作品を投稿していますので、よかったら遊んでみてください。
下記の記事でご紹介しています。
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以上、いろはでした。
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