【PS4】[コナン アウトキャスト]あるミトラ教信者の手記4~奴隷と苦難の輪~

2018年11月11日

小さな我が家へようこそ。いろはです。

追放の地を生きる男「無名(ムメイ)」の手記という形式でPS4「コナン アウトキャスト」をご紹介していきます。

これまでの物語は下記からどうぞです。

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あるミトラ教信者の手記~4話~

海賊の入り江

鉄や皮革で装備を新調した私は、さらに東へと向かった。

鉄器によって、砂嵐から身を守るための拠点を短時間で作れるようになり、旅の移動速度は向上した。

その日、私は入り江で引き揚げられた沈没船を発見した。

船の積み荷に何か役立つ物があるかもしれない。
もしかしたら、この地から脱出するための手がかりも。

しかし、ここは海賊たちの縄張りのようだ。

海賊たちは鉄器で武装しており、複数人を相手にすることは難しい。

こちらも複数人で対応できれば良いが、この地にいるのは獣のように襲いかかってくる蛮族ばかり。

入り江の近くで鉄鉱石を見つけた私は、拠点と炉を作り、製鉄しながら海賊への対策を考えることにした。

拠点の裏手にミトラへと祈りを捧げるための祈所も作ったが、これで海賊たちを回心させることは難しいだろう。

苦難の輪

人は意味のない単調な作業を延々と続けることで、身体だけでなく心も疲弊していく。

私は苦難の輪を作った。

この装置は、ヴァナヘイムの山谷で使われていたものだ。

捕らえた捕虜をこの装置につなぎ、捕虜は延々と輪を回し続ける。
その作業に何の意味もないことを理解しながら。

やがて捕虜の心は折れ、従順な奴隷となるだろう。

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槍使い

シェムの奴隷商人は、牧草地の街の宿屋で待ち伏せし、宿から出てくる旅行者を巧みに気絶させる。
哀れな犠牲者は頭の痛みで目を覚ますと、他の捕虜たちと共に東の奴隷市場に向かう荷馬車の上。

対象が出血で死なないよう、棍棒で気絶させるには経験を積む必要がある。

私は入り江に一人でいたヒルカニア人の槍使いと対峙していた。

手強い。

武器の長さの差だけではない。
理性を失っているものの、その技量は確かなものだ。

距離を詰め、攻撃を掻い潜りながら、棍棒で打撃を与えていくと槍使いは気を失った。

槍使いの足首を繊維の縄で縛り、苦難の輪まで引きずる。

縄は地面の石ですり減っていくため、ほどけてしまう前に連れていく必要がある。

ルール

苦難の輪まで連れてきた槍使いにこれからの生活を説明する。

  • 苦難の輪を回し続けること。
  • この作業に意味はない。
  • ただし、苦難の輪を回せば、最低限の食事(粥)は与える。

捕らえられてから何も食べていない男は、苦難の輪を回し始めた。

作業と食事、休憩を繰り返していく内に、男の眼からは光が失われていく。

そして、男は私の従者となった。

襲撃

槍使いと共に、海賊たちの拠点を襲撃する。

槍使いには棍棒も持たせており、海賊たちをできるだけ生かして捕らえるようにしている。

この場で男が私に槍を向けることも危惧していたが、杞憂に終わった。
苦難の輪は相当こたえたようだ。

金貨と銀貨

海賊たちの拠点を制圧し、探索していると、金貨銀貨を見つけた。

この地で通貨としての使い道はなさそうだが、引き揚げた沈没船から回収したものだろうか。

船の近くから気泡が出ており、潜ってみると沈んでいた鉄の箱からも金貨と銀貨が見つかった。

銀は邪悪な存在に対して効果があるとされ、兵士の多くは護符として銀貨を一枚持つ。

実際に魔除けとなるかはともかく、何かに使えるかもしれない。
持てるだけ持っていくとしよう。

呪壁

入り江から北に向かうと、光の壁が見えた。

駄目だ。これに近付いてはいけない。

得体の知れない恐怖を覚え、私は引き返すことにした。

~続く~

編集後記

敵NPCを奴隷にすると、敵NPCが持っていた装備を回収できるので、自分では作れない装備が手に入ることがあります。

例えば、北方のレベル1の戦士が伝説の武器(星界鋼の剣)を持っていたりしました。

敵NPCを気絶させるには、棍棒で何度も攻撃する必要があり、通常の武器で倒すよりも難易度が高くなります。

棍棒に武器鈍化部品を装着することで、より早く対象を気絶させられます。

また、奴隷は一人しか連れていくことができませんが、下記のように複数の奴隷に棍棒を持たせる方法もオススメです。

  1. 敵NPCがリスポーンする拠点の近くに苦難の輪を設置する。
  2. 数人の奴隷を苦難の輪の近くに待機させる。
  3. 奴隷に棍棒を持たせる。
  4. 敵NPCを苦難の輪の近くまで誘導し、待機していた複数の奴隷と一緒に棍棒で気絶させる。

「コナン アウトキャスト」では、4話で手に入れた金貨や銀貨で買い物できる平和な街(遺跡探しの街セぺルメル)があります。
次回はそこがテーマです。

続きは下記からどうぞです。

建築日記もあります。

以上、いろはでした。

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